こんにちは!
このところ「アジングを始めました!」とか、「アジングを始めてみたい!」という方と、釣り場やブログを含めて良く出会うようになりまして、博多湾の湾奥でも結構ライトゲームに興味のある方が居られるのだなーと嬉しく思っておりました。
そして、やっぱりライトゲームに悩んでおられる方が多いのだなーっと痛感いたしますわ〜。
僕も、4年ほど前にアジングを始めたばかりの頃は全然わけがわからず悩みましたし、現在も悩み中でありますwww
アジングだけに限らず、ライトゲーム全般を楽しんでいる僕ですが、色々なターゲットと遊んでいくと、ライトゲーム全般に共通する「コツ」や「考えの基準」というものが出来てきます\(^o^)/
そこで、僕なりのですがライトゲーム入門コーナーをしばらく書いてみようかと思いますw
内容の是非については、読んでいただいた方に判断していただくとしまして、さっそく第1回目を書いてまいりたいと思います♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
さて、第一回目としましては
「釣をする前、道具を揃える前に、知っておくべき知識」
ということで!
アジングやメバリング歴の長い方からすると当たり前すぎる話でありますが、まずココをしっかりと理解しておかないと、ライトゲームは迷走を極めることになります。
まず、現在ライトゲームで主に使用されているラインは、ナイロン、フロロ、エステル、PEということになると思います。
そして、まずはすべてのラインに共通して言えるラインの基本知識を2つ、覚えないといけません。
まず1つ目は
ラインは太い方が伸びない!
ラインは細いと伸びる!
当たり前ですが、しっかり認識しておくべきことです。
これはPEラインであってもそうです。(PEラインは全く伸びないと思われている方も居られるようですが、糸が編まれている構造上、引っ張ると締め付けによる伸びが発生すると思われます。)
その為、お風呂のように全く流れもなく、無風状態であるとすれば、ラインが太い方がアタリは鮮明になります。
そして、当たり前のことをもう一つ。
太いほうが丈夫で切れにくい!
じゃー太いラインを使えばいいじゃん、完結!ってわけにはいきませんww
まだまだ知らなきゃけない知識があります。
次に押さえるべきラインの基本知識2つ目は
ラインは太い方が潮や風の影響を受ける《表面積が大きくなる》
ラインは細い方が潮や風の影響を受けない《表面積が小さくなる》
はい、ラインが太いということは要するに表面積が大きいということになります。
そして、ラインの放出量(飛んでいる距離&沈んでる距離)が多くなるほど表面積が増えます。
つまり、より多くの風や潮の影響をラインが受けるということになります。
ラインが風や潮の影響を受けてふわ〜と膨れた場合、糸が張りませんのでアタリが分かりにくくなります。
最悪の場合は、風や潮で糸がどんどん押されて流されていき、肝心なジグヘッドはいつまでたっても沈まないということも起こり得ます。
糸電話と同じで、ラインはある程度張りを持たせたほうがアタリが鮮明になります。
ピンと張らないとアタリが出ない!!ということはありませんので、それは後ほど\(^o^)/
そして、ラインは細いほうがジグヘッドの飛距離が伸びます。
たった2つのこの知識だけでも、もう考えなきゃいけないことが出てきますね!
この2つの知識は「アタリを取る」ということに関して、全く正反対の属性を持つというこにお気づきでしょうか?
ラインが太いほうが、伸びない分アタリが鮮明に出るんですが、潮や風の影響を受けやすく、アタリが分かり難いことがある。下手すると、狙いの棚(レンジ)までジグヘッドが落ちない。
ね、太ければいいじゃん!ってわけにはいかないでしょww
じゃー細ければいいのかい?
ラインが細いと、潮の影響や風の影響は受け難いのですが、ラインがすごく伸びますのでアタリがぼやけ易い。下手するとキャスト時に強度不足でラインが切れる。
うーん、細ければいいじゃん!ってのも違いますねww
要するに、状況に応じた「按配」ってのを見出して、ラインの太さを決めなければなりません。
実は、これがライトゲームでアタリを取りに行くために、最も必要な能力ということになります。
どんなに高級高感度ロッドを手にしようが、高級高性能リールを手にしようが、ここを押さえないと宝の持ち腐れになっちゃいます。
逆に言いますと、ここが分かっていれば、ぼちぼちのタックルでも必要十分にアタリをとって掛けていくことができるということです。
僕の日記を永く読んでくださっている方はピンとくるかもしれませんが、僕の釣行日記にはリールの名前が出てこずに、ラインの号数とジグヘッドの重量、ワームの体積(細め・太め)が大体書いてあると思います。
これはラインの選択がアタリを取る上で最も需要であると考えているからであります(°∀°)ノ
この2つの知識をしっかりと認識した上で、ラインの号数を選べば、ナイロン・フロロ・エステル・PEに関係なくアタリをとって楽しく釣りをすることができます。
そして、この2つの知識をしっかりと理解した上で、「ラインの素材別の特性」というものに目を向けると、また一つ選択の幅が狭くなり、自分が選択すべきライン素材とその号数というのが決まってくると思います。
「ラインの素材別の特性」はご存知の方が多いと思いますが、僕の日記を見て釣りを始めて下さった方もおられるようですから、一応まとめておきたいと思います。
まずは、ラインの伸び率から見てみましょう。 大げさに表現したいと思いますw
もちろん、伸びない方がアタリは鮮明に出ます。
1,PE ほとんど伸びません。
2,エステル ほとんど伸びずに切れます。
3,フロロ かなり伸びます。
4,ナイロン ゴムのように伸びます。
なるほど、じゃさっきのラインの基本知識と照らし合わせるとPEの細ラインで決まりですね!
ってわけにもいかないんですねぇ。
次はラインの浮力に着目して見たいと思います。
ごく軽量のジグヘッドを多用する、アジングやメバリングなどのライトゲームにおいては非常に重要な要素となります。
1,フロロ ぐんぐん沈んでいきます。
2,エステル ぼちぼち沈んでいきます。
3,ナイロン かなりゆっくり沈んでいきます。
4,PE 水に完全に浮かびます。
水に沈む1〜3のラインであれば、ノーシンカーフックや、浮力の強いワームであっても、ライン自体が沈んでいきますので、狙いのレンジにジグヘッドを届けることができますが、PEでは・・・。
PEラインは浮力が強いため、飛距離が出れば出るほど、その浮力は大きくなることになり、ジグヘッドを沈ませまいとする力が働きます。
そして、PEは太くなればなるほどその浮力も増します。
ですので、例えば0.4gのジグヘッドでボトムの渋いアジを狙おうとしても、太いPEだとジグヘッドがボトムまで落ちず表層付近をずっと漂ってる可能性が高いわけですね(°д°|||)
うーん、やっぱりPEで決まり!ってわけにはいきませんねww
※最近では沈むPEも販売されているようですが、この順位は変わらないと思います。
このように、ラインの素材について考えだすと迷走を深めていくことになりそうですよねww
どれも一長一短ありますのでww
正直、どのラインでもゲームは問題なくできますので、まずは一番最初に書きました「ラインの基本知識」さえしっかりと理解しておけば良いかと思います。
ラインの素材がうんうんよりも、このラインだと何号が必要だろうか?
これが重要でありますので♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
ちなみに僕のメインラインはエステルであります。
2g以下のジグヘッドなら0.2号程度。
1g〜4gのジグヘッドやシンカーの場合0.3号。
エステルは、伸びずにアタリも分かりやすく、ラインも水に沈んでくれますのでね。
これにフロロかナイロンの0.6号〜0.8号リーダーを付けとけばある程度の状況は対応できます。
そして、アクションせずに、ただ投げて巻くだけの釣りをするときはナイロンかPEラインです。
使い分けですが、
棚がちょっと深め・風が強い・食いが浅くショートバイトが多い → ナイロン
それ以外 → PE
このような感じです。
どちらかというと,ナイロン使用率がちょっと多いかなー??
あれ? フロロは??
はい、使ってはおりますが、これは極限定された状況でしか僕は使わないですねー。
遠浅の海で、恐ろしく風が強い状態で、0.8g以下のジグヘッドでしかゲームができない時用ですね。
それともう一つは、ボートでのライトゲームの時です!
ボートでのライトゲームでは60%フロロ使用って感じですね〜。
あとは35%はナイロンですw
リーダーを結ばなくてもゲームに直接の影響が出ませんので、狭いボートの上でのゲームでは非常に有効に使えるラインになります。
そして海面から恐ろしく近い近距離でのバイトも増えますので、そのような場合はナイロンやフロロの伸びがバイトの弾きを大幅に解消してくれます。
また、ナイロン・エステル・フロロのような「モノフィラメント」と呼ばれる糸の場合は、ある程度糸がたるんでいてもアタリをわずかに伝達してくれますので、カブラやワームを漂わせる釣りなどにも向いております。
この点は特にナイロン・エステルが優れているように感じます。
フロロは巻きグセが強いせいで、その伝達が少々阻害されているのかもしれませんねぇ。
まー、このような感じで僕はラインの素材別の使い分けをしております。
後半の、僕のライン素材の使い分けは参考程度にしかならないと思いますが、最初の方に書いております「ラインの基本知識」だけはどのルアーフィッシングをするにしても付いて回る知識となりますので、しっかりと覚えておいた方が良いですね♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
ラインが太いほうが、伸びない分アタリが鮮明に出るんですが、潮や風の影響を受けやすく、アタリが分かり難いことがある。下手すると、狙いの棚(レンジ)までジグヘッドが落ちない。
ここが肝ですねw
本当はこの後ラインの体積の問題等が絡んでくるのですが、そこまで考えなくても大丈夫なので今回はパスですね♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
以前の日記で「なぜ極細ラインが必要なのか?」ってことを書いた時に少し触れておりますので、PEラインをメインに考えられている方は一度読んでもらうと何か参考になるかもしれません。
第一回目は、どうしてもこの話がしたいと前々から思っておりましたが、さて、次回はどうしますかな?
いずれみなさん「道具を買う」ということに行き着くと思いますので、その判断材料となる知識について書いてみますかな??
これから釣りを始められる方、初心者の方のお役に立てれば幸いですわ!
※この入門日記については、僕の独断と偏見が多いに入っておりますので、内容の是非は読んでもらったみなさんに判断してもらいたいと思いまーす♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
あー、なるほどと思った方は参考にして頂いたら幸いですし、納得いかない方は釣具屋さんの店員さんに相談してもらうと相対的な正解が出てくるかもしれません(°∀°)ノシ
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