こんにちは!
このところライトゲームには少々厳しい天気が続いてますね〜。
特に「強風」
これはなかなかの曲者でありますww
キャストがしにくいだけではなく、キャスト後もラインが風を受けることで、ジグヘッドが思ったより沈まない、海中の潮の流れをキャッチする力よりも、風がラインを押す力の方が勝り、ちゃんとしたドリフトになっていない・・・・・などなど。
初心者にはなかなかの難易度ですよね〜┐(´ー`)┌
そこで、強風の日も、浅いレンジの潮流を掴み、風に負けずに潮の流れに乗るナチュラルドリフトが可能なリグがないもんかとずーっと考えておましてね〜。
実は半月ほど前からあれこれ作って試してたんですよ〜♪
この前のタックル整理してるときの写真にも写り込んでましたわwww
とりえず名前は『ぽけキャロ・Tドリフター』としときますか♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
できれば、子供たちにも簡単にアジが釣れるシステムにしたいですなぁ。
こちらはの写真はプロト1号!
飛距離を出すための道具ではなく、あくまでジグヘッド単体で攻めているエリア内を、ドリフトフォールで攻めるための道具です。
もしくは、表層をゆっくり攻めるための道具です。
なので、重さは1.8gしかありません。
表層攻略ということで、最初は、フロートに、長めのリーダーをつけて放置すれば良いかとも思いましたが・・・・・・
フロートの場合、本体が半分くらい海面から頭を出すので、どうしても風に流されますのでパス。
Sキャリーはリグ自体が作るの面倒だし、『点』でラインと繋がってるため、0.4gとか0.6g程度のジグヘッドとの組み合わせだと、Sキャリーの方が先に沈み、『Vの字』フォールになり、潮の向きによってはライントラブルが増えますのでパス。
ってことで、スローシンキングのフロートがベストかなと!
パイプの長さをある程度取っているので、ライントラブルは起きづらいです。
『ぽけキャロ・Tドリフター』の形には工夫がいくつかありましてね〜。
・沈下速度を抑えるための『T字型』
T字型の頭がパラシュートとなって、沈下速度を抑えます。
・ただ巻きで浮き上がり表層付近を攻めるための『T字型』
なだらかなT字型にしてあり、ただ巻きするとT字側面が浮き上がりリップの役割を果たし、容易に表層を引くことができます。
・サイドからの潮流をしっかり受けるための『T字型』
サイドからの潮流に対して『強く抵抗が発生』するように表面積を増やしております。
写真では少々分かりづらいですが、こちらも少々くぼみも設けており、何もせずとも勝手にドリフトいたします。
そして、なぜパイプ貫通型にしたかと申しますと、『Sキャリー』とは真逆の発想で『ライン抜けに対して最大摩擦を発生させる』ためです。
そのため、通常キャロを使うときのパイプよりも内径が小さいものを使用しております。
摩擦が増えると、もちろん感度は落ちます。
しかし、あえてそうしました!
『Tドリフター』のイメージは「トローリング」なんです。
『Tドリフター』がボート。
そのボートが、リーダー&ジグヘッド引っ張って行ってアジを自動的に掛けちゃうという発想。
なので、プロトに比べて、下の『Tドリフター』はよりボートに近い形になりました。
ここで、「ライン抜け出しに対して摩擦が少ない」と、ボートを残してジグヘッドだけどんどん流されて行く可能性があるわけです。
そのため「Sキャリー」では、キャリーの上下にストッパーが必要になってるわけです。
でもストッパー2つもセットするの面倒だし・・・・・。
ってことで、ストッパーの代わりに細いパイプを使って摩擦を確保したんですわ♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
そして、パイプの長さがある程度あるので、0gのジグヘッドを付けてもトラブルはほぼ起こりません。
基本的に、0.4g〜0.6gのジグヘッドを繋ぐように考えて作っておりますけどね。
このT字型、実際使ってわかったのですが、フリーフォールではブランコのようにフラフラ揺れながらゆっくり落ちていきます。
そのため、その揺れがリーダーからジグヘッドに伝わり、ワームがナチュラルアクションをしながら落ちていきますわ!
ここを期待する場合、「リーダーの長さは15cm」程度がベストでした。
長くすると、ブランコ効果は伝わりません。
また、ブランコのうような動きで、弱った小魚がクネクネしながら落ちて行くような波動が出ますので、集魚効果も期待できると思っておます。
そのため、プロトに続く「Tドリフター」はよりブランコアクションがより強く出るように円錐型から、ボート型になって行きました(°∀°)ノ
ボトム着底後もラインテンションがある程度あればT字のまま立ってますの、根掛かりもしにくいです。
動かすと浮き上がるリップ構造をもってるので、ボトムを攻めてもそもそも根掛かりしにくいですわ!
ま、でもボトムに着く前に釣れるように考えたんですけどねwww
表層から中層をのんびりドリフトクルーズしながらアジを寄せて食わせるアイテムとして作ったのでね〜。
どシャローのボトム攻めには良いかもしれませんけど!
その場合、ジグヘッドは0.4g以下で、浮力のあるワームを使うと面白そうですわ♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
で、早速昨日は強風のなか、デイゲームで15分実験釣行。
デイゲームなので、潮に同調させアジがいるとところまでジグヘッドを運ばないと、なかなか釣れませんわ(°∀°)ノ
なので、実験にはもってこいですね!
投げてサミング着水、その後は適当にラインテンションをキープしながら完全にほったらかしww
ジグヘッドのは0.55gのアーミーフック♯14。
うん、100%ほったらかしでアジ確保www
風でラインがかなりブワッとふくれてる状態で、かつ足場の高い場所でしたが、問題無し!
その後も問題なく、アジ確保♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
これは使える!!!
って思ったら、40cmくらいのキビレがヒットΣ(°Д°;)
タモ入れ寸前で、ヒレにラインがたったのか、プロトの『Tドリフター』ごとラインブレイク。。。。
その後、プロト2号のよりボート型に近い『Tドリフター』を作り、夜は東浜エリアで10分実験釣行!
こちらは表層直下を滑らして確保しました♪〜ヽ(°ヮ°*)ノ〜♪
やはり問題なく釣れます。
1.8gという軽さも扱いやすくて良いですね!
とくにキャロ用のロッドを準備する必要もないですしね〜。
まだ、もうしばらく煮詰めてベストなサイズ、フォール速度を検討して行く予定です!
『Tドリフター』なかなか面白いリグになりそうです!!
ニョロスプーンに続く、最終兵器になるかもwww
問題は、手先が不器用なので、同じ形のものを量産できないってことですわΣ(°Д°;)
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