こんにちは!

今年ももう1ヵ月が終わろうとしてるんですねぇ。

時間が経つのが早くてちょっと怖いですな。。。。

子供のころは1日がもっと長かったのにね(*´Д`)

人生の残り時間に対する割合で考えると、子供と大人じゃ、1日の価値が大きくなっちゃうから仕方ないのかもねぇ(´・ω・` ) 

まー、それは置いといて・・・・

先日の遠征時の話。

このところデイゲームを中心にアジングをやっていたのですが、

運が良いことになんとか連日昼間から良型をキャッチすることが出来ております(°∀°)ノ

デイゲームのコツは、以前にも触れたとおり、

・魚が居るエリアに行く
・太陽を背中に背負う場所にエントリーする
・「光度」に注目する(深場)
・餌がある事

こんな感じですね。

しかし、これをベースにアジを探し回った結果、アジを見つけられない事もありますし、逆に、ビックリするほどの群れを見つけることもあります。

前回の釣行は、後者のパターン。

超密度のアジの群れが、海底にびっちりと張り付いておりました。


通常、アジの群れは、動き回っている事が多いのだけど、今回のアジは、ほぼほぼ定位している状態。

都市高速の渋滞みたいな感じですね( ゚Д゚)


今の時期だけじゃなく、春先~初夏にかけても福岡近郊の離島ではたまに見られる光景ですね。

よく「アジ絨毯」って表現されてる状態。

このアジ絨毯のような超密度の群れにも2パターンあると思うんですよ(°∀°)ノ

①超密度&前進パターン
 超密度の群れが、移動をしている状態

②超密度&定位パターン
 超密度の群れが、ボトム周辺でじっとしている状態

この2つかな??

①の場合、簡単に釣れるときと、まったく口を使ってくれない時がはっきり分かれます。

昨年の冬季の離島アジングではこの①のパターンで、かつ、なかなか口を使わない群れに何度か遭遇しましたねぇ。

①パターンで口を使うか使わないかは、群れの中にリグを入れてみるとすぐに分かります。

口を使わないときは、ワームを嫌がってアジがさーっと逃げます。

こんな時は、ジグヘッドを0.3g~0.6g程度まで軽くして、

タイミングを見計らうと釣れることが多々ありましたね(°∀°)ノ

このタイミングとは、太陽が雲に隠れて「光度」が下がった瞬間だったり、

障害物から伸びる陰に群れが差し掛かった時などですね。

おそらく「光度」の変化で一時的にスイッチが入っているのだと思います。

最初から曇天の場合などは、シェイドに絡むポイントに群れが差し掛かるのを待つことが多いです。

そして、一番厄介なのが、②のパターン。

超密度&定位している場合。

これが本当になかなか釣れない。。。。

何千匹ものアジがボトムに張り付いてるのが見えるのに、まったく釣れない。。。

気持ち的にもシンドイやつですねw

今回の撮影最終日が、②の典型的なパターンでしたねぇ。

釣りビジョンの撮影の時は①と②が混在してたから、そんなに苦労はなかったんですが、

最終日のPinkoの雑誌の取材時がほぼ②だけのパターン。

この②のパターンは明確な攻略方法が確立してるわけではないですが、

僕もPinkoも似たようなアプローチである程度釣果を出しています。

まず、考え方として

「この群れ全体が反応するアプローチを考える」

ということはしません。

見えてる範囲の群れは基本的にどうでも良いと考えています

僕はアジングが上手なわけではないので、

アジの有無について「僕に釣れるアジ」が居るか居ないか?としか考えません。

ですので、目に見える範囲の超密度&定位している②のタイプのアジは基本的に居ないものとして考えます。

僕は基本的に、

(a)その群れの中の反応する個体だけを釣る

(b)その超密度&定位するグループに加入する前、もしくはグループから抜けてる魚(別の群れ)を釣る


この考え方をベースとしてゲームを展開してます。

なので、群れ全体の反応は基本的に見ないですねぇ(°∀°)ノ

群れ全体が都合よく反応するアプローチは無いと思うので

よく観察してると、定位している群れの中でも、

ちょっとだけ違う動きをしている個体が散見されるんですよ。

たとえば、みんな同じ方向をむいてじっとしてるのに、一人だけギラギラ平打ちしてるやつとか。

そんな個体を狙い撃ちする感じです。

この「違う行動をしている個体(イレギュラー個体)」を目視で確認する必要な無いと思います。

「狙い撃ち」と表現しましたが、その見えてる個体を直接狙う訳では無いですのでね。

あくまで、群れの中に一定割合存在するイレギュラーな個体を狙うという事です(°∀°)ノ

このイレギュラー個体は、群れの切れ目付近や、流れの変化が起きてるようなところに比較的多くいるようです。

これが(a)の考え方です。

(b)の考え方は、そもそもこの目に見えている範囲の超密度の群れは無視するという考え方ですね。

湾内のすべてのアジが同じ行動をしているわけでは無いので、この行列に加わっていないアジの群れを探せばよいという事になりますのでね(°∀°)ノ

(a)は、超密度の群れの中から釣ることになります。
(b)は、超密度の群れは無視することになります。

なので、僕はこの両方を同時に狙うアプローチ方法をとる事が多いですね。

超密度の群れの奥までキャストして、

1回のキャストで、別の群れを探しつつ、群れの外れ~群れのエッジ~群れの中を探っていくアプローチを取ります

(a)の場合、比較的反応が多いのが、群れの端っこ、もしくはちょい上といった感じの「群れのエッジ」ですねぇ。

もしくは潮の変化に絡むところに掛かっているところ。

ジグヘッドをキャストする方向は、

流れの上流側(→の流れに対して↖キャスト)
ですね。

基本的に②のパターンのアジの群れは、

流れの上方向に向けて頭の向きをそろえて定位していることが多いです。

なので、上流方向にキャストしてあげると、

ワームが流れに乗って、アジの鼻先に勝手に向かってくれます。

群れ全体からワームを発見してもらいやすくなりますし、動きもナチュラルになります。

特に、群れの中のイレギュラー個体を確保することを強く考えるとき(a)は、

ジグヘッドは軽め(0.3g~0.6g)にして、かつ、ワームは小さめにすることが多いです


今回、Pinkoはこのパターンでしっかりアジを釣ってましたねぇ。

僕は、この群れに入る前、もしくは群れから外れている(b)の群れをキャッチするために、ジグヘッドは1.3g~3gを使って群れの奥の奥を狙ってました。

1.3gで、群れの少し奥から探っていき、群れの少し上部を通すイメージからスタートし、

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どんどん、超密度の群れの奥を攻めるために、ジグヘッドのウェイトをアップしていくゲーム展開。

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ただ、3gフルキャストでボトム付近から攻めてると・・・・

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違う魚種(ムツ)も釣れちゃってましたけども(*´Д`)

これはこれで美味しい魚だから嬉しいけどw

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安定してアジを釣っていたのは、定位している群れの中のイレギュラー個体に対してアプローチ(a)をしていたPinko。

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僕のアプローチは、どちらかというと目の前の群れは無視(b)で

ムツ・サバ交じりで、アジもボチボチゲットという感じでした。

今回は(a)(b)どちらのアプローチでも、ある程度アジを掛けることは出来ましたが、

今回の(a)のパターンでは、

ジグヘッドの重さよりも、ワームのサイズの方がシビア
だった様子ですね。

1.3インチ程度の小さいワームに変えたとたん、ポンポンっと連続で釣ってましたもんねぇ。

今回は、デイゲームの取材ということで、このなかなか釣れないアジをどうにか釣らなければなりませんでしたが、時間が許すのであれば、アジの群れに動きが出てくるまで、お弁当やオヤツでも食べてゆっくり待つというのも一つの手かもしれませんねぇ(*´Д`)

太陽が雲に隠れて薄暗くなった時や、船が通って引き波が起きた後もそうだし、夕まずめが近くなった途端、わーっと動き出すこともよくありますし(°∀°)ノ

たまーに、動き出したなーって思ったら・・・

一瞬でもぬけの殻になる事もあるけども(ノД`)・゜・。

自然相手のゲームだから、なかなか思うようには行きませんが、

もし釣り場で、全然動かない絨毯のようなアジの群れに遭遇したときは、ちょっと参考にしていただけると良いことがあるかもしれませんm(__)m

僕の個人的な感想なのですが、

ボトムにへばり付いてる目に見えるアジが1万匹いたとしても、

ルアーに反応するイレギュラーなアジは2~3%程度だと思うんですよねぇ。

そう考えると・・・・

200匹~300匹のアジが、真っ黒に広がってる広大な範囲にバラバラに存在している状態だと考えれば良いのかなと思います。

湾内にアジはぼちぼち居るけど、群れの密度が非常に薄い状態を想像してもらえれば近いのかなと。

5〜6匹の群れがあちこちにいる感じ。

そう考えると、思うように連発しないのも普通かな・・・・。

って思えるかな(*´Д`)

ルアーに反応しないアジは、居ても居ないのと同じなのでねぇ(ノД`)・゜・。

ちなみに、イレギュラー個体はやる気があるので、

リアクションにも食ってきますし、スローに流しても食ってきますw

なので、本質的には

「イレギュラー個体(釣れるアジ)」(a)と

「やる気のある群れ」(b)を探すという単純なアプローチになるんですよねえ(*´Д`)

ん??

そうなると、結局は普通のアジングと同じやないかーいって話になるんですよねぇww

大量のアジが目に見えてるからややこしいだけで、目をつぶってゲームをすれば、結果的にはいつも通りのゲームって事になりますねw

デイゲームなので、

『光度』を意識しつつ、

カウントを取って、レンジキープで上から順に探っていく。

基本アプローチは流れの上流になげる。

潮の変化を感じるところはチャンス大。

うん、やっぱりいつも通りですねw


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